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シリーズ謎の日本語 2番目でお待ちのお客様

2004/6/11


「2番目でお待ちのお客様、こちらのレジにどうぞ」


コンビニなどでレジが混雑している時に、店員が口にする言葉。
休止していたレジに店員が入り、支払いの回転を上げ、客の待ち時間を減らす。
その時に一ヶ所に並んでいた客をそのレジに呼び込むべく掛ける声である。

ここで謎警報の発令である。「2番目でお待ちのお客様」とは誰を指しているのか。

「待っている」の対象が、「レジ業務が完全に終了した状態」を意味しているのであれば、現在レジで支払いをしている人間も含まれることとなり、次の2番目に立っている人が対象となるだろうし、「レジでの受付開始」を指すのならば、受付が始まっていない2人目、すなわち3番目に立っている人を指すことになる。

「待ち」の対象がはっきりしない状況での「2番目でお待ち」は、「2番目にいる人」とも「3番目にいる人」とも受け取れてしまうのだ。

常識的に考えれば並んだ先着順が当然である。
だがしかしテーマパークなどでは係員が列を増やす際、列の途中で一旦区切り、区切りの次にいる人を2列目の先頭とさせる、といった先着順を無視した列の作り方を平然と行う光景を目にすることがある。
それを考えれば、店側が先着順の公平性を重んじるはずとは一概に言えず、ただ単純にレジ待ちの客を減らしたいが為に列を途中で切っているだけといった可能性もある。

これは私が以前体験したことだが、前の人がレジで支払いをしていて次で順番を待っていた時、隣のレジに店員が入り「2番目で...」発言をすると、当然のように私の後ろの人がそそくさとそのレジに向かったのだ。
その瞬間憶えた腹立たしさは、「ちょっと待て、2番目で待っているのは本当に私なのか?」と浮かびあがった疑問にかき消され、結局その結論が出せぬままそこで待ち、私の2人後ろに並んでいた人間までもがそちら側のレジで支払いを終え、2番目に店を出られるはずが一人最後に取り残される破目となった。



結論として、どの客が解釈を間違っているかという問題ではなく、店員のあやふやな文言を改めるべきだ。

「レジでの受付が次のお客様、こちらのレジへどうぞ」


これで解釈の違いが一掃される。
大手コンビニチェーンのマニュアル作成担当者様、いかがでしょう?

 

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